パリオリンピックで永山竜樹選手とフランシスコ・ガリゴス選手の試合の審判を担当したエリザベスゴンザレスさんが誤審疑惑が話題となっています。
永山竜樹選手の抗議は認められず、その後はフランシスコ・ガリゴス選手が銀メダル、永山選手は銅メダルという結果になりました。
この誤審騒動によるエリザベスゴンザレス審判の処分や追放はあるのでしょうか?
結論、8月1日時点では処分や追放に関する情報はありませんでしたが、過去に行ったジャッジについても誤審疑惑が上がっています。
この記事では、エリザベスゴンザレスさんが誤審疑惑の処分や追放のついて海外の反応も含めて調査しました。
エリザベスゴンザレスの誤審疑惑
誤審と言われている試合は男子60キロ級準々決勝。
金メダルの期待がかかる世界ランキング1位の永山竜樹選手にとって大切な試合でした。
誤審が起きたとされる試合の流れは以下の通りです。
- ガリゴス選手が永山選手に締め技を仕掛ける
- 審判の「待て」という声が掛かる
- 永山選手は「待て」という声により力を抜くが、ガリゴス選手は締め技を続ける(約6秒間)
- 永山選手が気を失う
- ガリゴス選手の一本勝ち判定
エリザベスゴンザレス審判がなぜ、「待て」がかかっているのに締め技を続けさせたのか、危険行為を見逃したことに批判が集中しています。
永山選手は納得がいかず、ガリゴス選手との握手を拒否。
約3分間畳を降りずに抗議を続きましたが判定が覆ることはありませんでした。
実際のシーンはこちらです
オリンピック 柔道問題のシーン。永山竜樹選手の件。審判の待ての合図にも関わらず締め続けて、なぜ反則にならない?
— 愛知なう (@aichinow) July 27, 2024
しかも、その後すぐ立ち上がってるのに。#永山選手 #誤審 pic.twitter.com/vBszo5WJ4X
エリザベスゴンザレスの処分?追放の可能性は?
エリザベスゴンザレス審判について、処分や追放についての情報はありませんでした。
エリザベスゴンザレス審判については、過去にも疑惑の判定を行うなど、見過ごせないと感じてる方が多いのも事実です。
誤審疑惑は2023年の世界選手権の試合でも噂されているので、信頼には影響がありそうですね。
エリザベスゴンザレス
— もん (@DT7s8UYN3BLrJ3x) July 27, 2024
お金もらってるだろ?
誤審、今回が初めてではないと聞くともう…
明らかな誤審、IOCは組織としてしっかり対応すべき。こういう審判を何の処分にもかけないのなら、オリンピックの価値が下がるだけ…#オリンピック#永山竜樹選手
ちなみに、国際大会の誤審による追放や処分は過去にあるのか調べてみると、FIBAバスケットボール・ワールドカップでは前例がありました。
- フランス対リトアニア戦で、勝敗に関わる物議を醸す判定があった
- FIBAは誤審を認め謝罪
- 同試合の審判団をこの後のW杯の担当から外すことを発表
- 結果に関しては変わらず
審判団ごと大会追放されたケースでした。
エリザベスゴンザレスの誤審疑惑後の永山選手とガリゴス選手
エリザベスゴンザレス審判の誤審騒動は世界中で問題視されましたが、永山選手とガリゴス選手はその後和解していっるようです。
投稿内では、ガリガス選手から謝罪の言葉があったことを明かしています。
「誰がなんと言おうと私たちは柔道ファミリーです!」と締めくくっており、色々な思いはある中でアスリートとしての強さが感じられますね。
ガリゴス選手が会いに来てくれました!
— 永山竜樹 (@Ryuju_60) July 29, 2024
彼から謝罪の言葉がありましたが、彼にとっても不本意な結果だったと思います。
オリンピックの舞台で彼と全力で戦えた事を幸せに思います。
誰がなんと言おうと私たちは柔道ファミリーです! pic.twitter.com/QiQFbcXZ4K
Xでは永山選手の今の気持ちも綴られており、誹謗中傷を控えるようにも言及されています。
エリザベスゴンザレス誤審疑惑|海外の反応まとめ
エリザベスゴンザレス審判の誤審疑惑について海外の反応をまとめました。
柔道はルールを守らなければ非常に危険なスポーツです。
日本だけでなく、海外でもエリザベス・ゴンザレス審判の判定に対する海外の反応は厳しいものでした。
特に、永山選手が「待て」の合図後に絞め技を続けられたことに対し、「反則で失格にすべきだった」との意見が多く寄せられています。
ガリゴス選手の行為は「殺人未遂に等しい」との声もあり、審判の判断ミスが強く非難されていました。
また、会場では抗議のため永山選手が畳を降りないことに対しブーイングが起こっていましたが、この行為を「無礼だ」「差別」との声も。
海外でも様々な反応がある誤審騒動について、翻訳と合わせて実際に投稿された口コミを翻訳付きで引用します。
Definitivamente el árbitro tomó una decisión equivocada. No estrechar la mano demuestra que está protestando en judo. Por favor, comprenda que no estoy siendo grosero. También ha estado practicando mucho. Es terrible perder por algo como esto. #Olympic2024 #judo #Garrigós pic.twitter.com/9w3HXoIil9
— c (@s_m_i_g_i_a_p) July 27, 2024
審判は間違いなく間違った判定をした。握手をしないということは、柔道で抗議していることを示します。失礼ではないことをご理解ください。彼もたくさん練習してきました。こんなことで負けるのはひどいよ。 #Olympic2024#judo#Garrigós
This was the biggest robbery in the history of the IJF and Judo itself. Shame on you Garrigos, you stole something that doesn't belong to you! Nagayama is the real winner, absolutely horrible refereeing.#ParisOlympics #Olympics📷 #Judo📷 #MensJudo #RyujuNagayama@Judo
— Engineer Luke (@IOLuke1) July 27, 2024
これはIJFと柔道史上最大の窃盗事件だ。恥を知れ、ガリゴス。自分のものではないものを盗んだな!永山が真の勝者だ。審判が本当にひどかった。
Je suis pas arbitre mais j'ai revu l'action pour moi la fin de combat Nagayama vs Garrigos c'est un scandale , je vais aller plus loin c'est une des actions les plus salope que j'ai vu de ma vie voilà c'est dit#Judo #JeuxOlympiques
— judo propagande 🇨🇵 (@Judopropagande) July 27, 2024
私はレフェリーではないが、改めて試合を見た。 私にとっては、永山対ガリーゴスの試合終了はスキャンダルだった。
柔道の永山竜樹、待てがかかるもスペイン選手が無視して数秒絞め続け、一本負けの謎判定で敗北。納得がいかず握手拒否で抗議するもブーイングで逆に悪者に。相手の反則負けで殺人未遂とも言われるが、スペイン人からは「無礼だ」「chinito(差別)」などの声だけ。正々堂々の精神は日本人にしかない pic.twitter.com/1qWfOWo2Zy
— ロアネア@最多情報源バズニュース (@roaneatan) July 27, 2024
I was a huge fan of Garrigos’ judo but after this situation it’s hard to cheer for him
訳:私はガリゴスの柔道の大ファンだったが、この状況になってからは彼を応援するのが難しくなった